2005-06-07(Tue)

#65 TRADER HORNE 《MORNING WAY》 70年アイルランド

Morning Way PlusMorning Way Plus
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Trader Horne

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  1. Jenny May (McCauley)
  2. Children Of Oare (McCauley)
  3. Three Rings For Elven Kings (McCauley)
  4. Growning Man (McCauley)
  5. Down And Out Blues
  6. The Mixed Up Kind (McCauley)
  7. Better Than Today (McCauley)
  8. In My Loneliness (McCauley)
  9. Sheena (McCauley)
  10. The Mutant (McCauley)
  11. Morning Way (Dyble)
  12. Velvet To Atone (Dyble/Quittenton)
  13. Luke That Never Was (McCauley)
  14. Here Comes The Rain (McCauley)
  15. Goodby Mercy Kelly (McCauley)

Judy Dyble (1949.2.13-

vo, e-auto harp, p

Jackie McAuley 

vo, g, harpsichord, organ, p, flute, congas, celeste

Ray Elliot

alto flute, bass clarinet

Andy White (1930-

ds

John Godfrey

   b

produce: Barry Murray, artwork: Paul Winter

 

 フェアポート・コンヴェンションの1作目で歌っていた眼鏡美人ジュディ・ダイブルは、キング・クリムゾンにも関わりが深い人。

発掘音源では彼女の歌う“風に語りて”を聴くことができるし、イアン・マクドナルドの恋人でもあった彼女だけど、フリップ先生に恐れをなしたのかクリムゾンからはさっさと逃げています。

 

そんなジュディが北アイルランド出身で、ヴァン・モリソンを輩出したゼムにも在籍歴のあるマルチ奏者ジャッキー・マコーリーと出会って作ったのが本作品。

・・・と、ジュディを中心に語ってしまったけど中心人物はジャッキーのほう。中心となっているのはあくまでもジャッキー。

5月4日に取り上げたアリス・スチュアートもやっていたトラッドの5とジュディ作の11、ジュディとマーティン・キッテントン(ロッド・スチュワートと大ヒット曲“マギー・メイ”を書いた人)の共作12を除く、2曲のボーナスを含む15曲のほとんどを彼が手がけています。

 

曲間のつなぎをオルゴールやフルートでかわいくあしらったフォーク・ロックですね。

もやのかかった幻惑的な声のジュディに、間違っても美声ではないけれど、その淡々としたかっぺ声がたまらない魅力のジャッキーによる、おそらくは唯一の作品。

こういうちょっぴり切ないかわいい音楽、たまりませんなあ。

 

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プロフィール

バートサン

Author:バートサン
あまりに好きすぎて2005年4月末からこんなサイト始めちゃいました。
それまでは東京のチベット(by前都知事)でひっそり暮らす一市民にすぎなかったのに、今じゃ西多摩を代表する英国民謡ヲタとして肩で風切って地元を闊歩してます。嘘です。
年齢性別ですか? 昭和50年代生まれとだけ言っておこう…あ、ちなみに♀です。

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