#65 TRADER HORNE 《MORNING WAY》 70年アイルランド
Morning Way Plus
()
Trader Horne
商品詳細を見る
- Jenny May (McCauley)
- Children Of Oare (McCauley)
- Three Rings For Elven Kings (McCauley)
- Growning Man (McCauley)
- Down And Out Blues
- The Mixed Up Kind (McCauley)
- Better Than Today (McCauley)
- In My Loneliness (McCauley)
- Sheena (McCauley)
- The Mutant (McCauley)
- Morning Way (Dyble)
- Velvet To Atone (Dyble/Quittenton)
- Luke That Never Was (McCauley)
- Here Comes The Rain (McCauley)
- Goodby Mercy Kelly (McCauley)
Judy Dyble (1949.2.13-)
vo, e-auto harp, p
Jackie McAuley
vo, g, harpsichord, organ, p, flute, congas, celeste
Ray Elliot
alto flute, bass clarinet
Andy White (1930-)
ds
John Godfrey
b
produce: Barry Murray, artwork: Paul Winter
フェアポート・コンヴェンションの1作目で歌っていた眼鏡美人ジュディ・ダイブルは、キング・クリムゾンにも関わりが深い人。
発掘音源では彼女の歌う“風に語りて”を聴くことができるし、イアン・マクドナルドの恋人でもあった彼女だけど、フリップ先生に恐れをなしたのかクリムゾンからはさっさと逃げています。
そんなジュディが北アイルランド出身で、ヴァン・モリソンを輩出したゼムにも在籍歴のあるマルチ奏者ジャッキー・マコーリーと出会って作ったのが本作品。
・・・と、ジュディを中心に語ってしまったけど中心人物はジャッキーのほう。中心となっているのはあくまでもジャッキー。
5月4日に取り上げたアリス・スチュアートもやっていたトラッドの5とジュディ作の11、ジュディとマーティン・キッテントン(ロッド・スチュワートと大ヒット曲“マギー・メイ”を書いた人)の共作12を除く、2曲のボーナスを含む15曲のほとんどを彼が手がけています。
曲間のつなぎをオルゴールやフルートでかわいくあしらったフォーク・ロックですね。
もやのかかった幻惑的な声のジュディに、間違っても美声ではないけれど、その淡々としたかっぺ声がたまらない魅力のジャッキーによる、おそらくは唯一の作品。
こういうちょっぴり切ないかわいい音楽、たまりませんなあ。
- 関連記事
-
- #69 FLIBBERTIGIBBET 《WHISTLING JIGS TO THE MOON》 78年南アフリカ (2005/06/11)
- #67 SUN ALSO RISES 《SUN ALSO RISES》 70年ウェールズ (2005/06/10)
- #66 GARY & VERA ASPEY 《FROM THE NORTH》 75年英国 (2005/06/08)
- #65 TRADER HORNE 《MORNING WAY》 70年アイルランド (2005/06/07)
- #57 GRAHAM & EILEEN PRATT 《CLEAR AIR OF THE DAY》 77年英国 (2005/06/03)
- #56 WOODS BAND 《WOODS BAND》 71年アイルランド (2005/06/02)
- #44 SPRIGUNS《REVEL WEIRD AND WILD 奇妙な酒宴》76年英国 (2005/05/22)